劇場からのお知らせ
2024年12月23日
映画『釣りバカ日誌』ハマちゃんありがとう。西田敏行さん追悼上映
当劇場では西田敏行さんを偲び、ひとりでも多くのお客様に楽しんで頂きたいという願いを込めて
『釣りバカ日誌』シリーズの上映を行う運びとなりましたので、以下に概要をご案内申し上げます。
ハマちゃんありがとう。西田敏行さん追悼上映
<上映概要>
●上映作品
①『釣りバカ日誌』(1作目)
②『釣りバカ日誌8』(9作目)※ロケ地=福島県・いわき市
●上映期間
①12/27(金)~25/1/2(木)連日上映
②25/1/3(金)~1/9(木)連日上映
①『釣りバカ日誌』(1作目)
©1988 松竹株式会社
●『釣りバカ日誌』(第1作)
1988年12月24日 劇場公開
ゲスト:江戸家猫八、名古屋章、鈴木ヒロミツ
ロケ地:香川県 高松市
釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所・営業課に勤務の釣りバカ社員。
終(つい)の住処と女木島に一軒家を購入、釣り三昧の日々を過ごしていた。
ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社・営業部・営業三課に配属させられてしまう。
やがて伝助と、鈴木建設創業者で社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる・・・
平成元年のお正月映画として公開された記念すべき第一作。
すでに輝かしいキャリアを築いていた西田敏行が、趣味と家庭のみに生きるサラリーマンをイキイキと演じて代表作となった。
三國連太郎もまた、日本を代表するベテラン俳優だったが、この異色のキャスティングは大きな話題となった。
「ハマちゃんとスーさんの秘密の関係」は、初期作品の笑いを生む原動力となっている。
谷啓の佐々木課長、中本賢の太田八郎といったレギュラーも本作から登場。
②『釣りバカ日誌8』(9作目)
©1996 松竹株式会社
●『釣りバカ日誌8』(第9作)
1996年8月10日 劇場公開
ゲスト:室井滋、柄本明
ロケ地:福島県 いわき市
一之助の亡き親友の娘で外科医の和美(室井滋)によって、大腸がん検診を受けた一之助は、その御礼に和美を釣りに誘う。
伝助の釣りの弟子で変わり者の学者・省平(柄本明)とともに、福島県いわき市で釣りを楽しむ四人。省平は和美に一目惚れ。
和美もまた省平に心惹かれる。変わり者同士で意気投合、ついにゴールインをすることに。
二人の想い出のいわき市で行われた結婚式に出席した伝助と一之助は、待望の渓流釣りに出かけるが、折しも悪天候となり、山中で遭難してしまう!
夏休み映画として一年半ぶりに製作されたシリーズ第9作。
ハマちゃんの釣り弟子であるデータ重視の釣り博士(柄本明)と、スーさんの親友の娘である外科医・和美(室井滋)のプラトニックな恋愛が描かれている。
また、福島の山中で遭難してしまったハマちゃんとスーさんがサバイバルな一夜を過ごす。
極限状況の二人が、毒きのこを食べて幻覚を見るシーンが白眉。
安達太良山の山姥よろしく、鬼気迫る“鬼婆”メイクの悪ノリぶりが、実におかしい。
行方不明になったスーさんのために、鈴木建設重役陣が捜索隊を結成、重役陣の過剰反応がさらなる笑いを誘う。